エジプト旅行記③ アスワン&アフ・゙シンベル編
2010年 01月 13日
今回はエジプト南部の都市アスワン&アブ・シンベルを紹介します。
<アスワン>
アスワンハイダム
水の安定供給と発電のために1964年に建設されたダム。
エジプトの消費電力の20%をまかなっているそうです。
切りかけのオベリスク
石切り場に横たわった切りかけのオベリスク。
完成していれば史上最大だったと云われています。
長さ41.75m。途中でヒビが入ったため放棄されたそうです。
フィラエのイシス神殿
“ナイルの真珠”と称えられるフィラエ島に建てられていた神殿ですが
アスワンハイダムの建設による水没の危機のため
ユネスコによってアギルギア島に移築されました。
(現在はここがフィラエ島と呼ばれています)
フィラエ島まではボートでナイル川を渡っていきます。
列柱と第1塔門のある広場
第1塔門
ホルス神などのレリーフが壁に描かれています。
こちらは列柱。素晴らしい彫刻ですね。
神殿内の壁画も見事でした。
ヒロエグリフ(古代エジプトの絵文字)
トラヤヌス帝のキオスク
14本の柱で構成されています。未完成だそうです。
<アブ・シンベル>
アブ・シンベル神殿
世界遺産に登録された巨大な岩窟神殿。
奥が大神殿、手前が小神殿です。
“建築王”と呼ばれたラムセス2世の不朽の名作。
ダム建築による水没の危機を免れ、ユネスコの援助で移築されました。
大神殿
入口の4体の巨像はラムセス2世とネフェルタリ王妃です。
こちらが、この巨大神殿を建設したラムセス2世。
巨像の高さは21mあります。
小神殿
ラムセス2世が第1王妃ネフェルタリとハトホル女神のために建設した神殿。
入口にはラムセス2世とネフェルタリ王妃の像が交互に6体立っています。
左はラムセス2世、右はネフェルタリ王妃。
神殿の前にはナセル湖が。
夕焼けが綺麗でした。
日没後に始まる「アブ・シンベル神殿 音と光のショー」も見ました。
ライトアップされ、夜空に浮かび上がる大神殿と小神殿も見事でした。
以上、『アスワン&アブ・シンベル編』でした。
次回は最終回のカイロ編。ナイル川ディナークルーズの様子もリポートします。
お楽しみに♪
<おまけ>
バングルスの懐メロ・シリーズ。
最後はやっぱりこの曲!♪Eternal Flame♪です。
今でもテレビやラジオでよく流れるし
いろんな人がカヴァーしている名曲ですよね。