マルタ旅行記 vol.1
2011年 07月 29日
地中海に浮かぶ島国、マルタ共和国(通称、マルタ)を旅しました!
お天気にも恵まれ、マルタの魅力を満喫してきました♪
ということで、今回から3回に分けてレポートしていきます。
まずはマルタの基礎知識。
イタリア半島に隣接したシチリア島の南に位置するミニ国家です。
地中海に浮かぶ孤島のマルタは
カルタゴ、共和政ローマ時代に地中海貿易で繁栄しますが
その後イスラム帝国の支配下になります。
それに抵抗して戦ったヨハネ騎士団は本拠地ロードス島を追われ、
最終的にマルタ島にたどり着き、そこを本拠地としました。
「マルタ騎士団」と呼ばれるようになった彼らが築いた要塞や砦、華麗な建築物は
今も街のあちらこちらに残されています。
1814年から1964年まではイギリスの支配下にありました。
現在はイギリス連邦加盟国であり、EU加盟国でもあります。
公用語はマルタ語と英語。
英語は通じるし、通貨もユーロだし、何かと便利で
私たちにとっては居心地のいいリゾートでした。
今回の旅は、航空チケットとホテルがセットになったパックツアーでした。
アムステルダムのスキポール空港からは約3時間のフライト。
青い空と海にテンション上がりまくり♪
宿泊先は首都ヴァレッタのポルトマソ地区にある このホテル
4つの屋外プールがあり、ビーチもすぐそば。
ウォーターフロントの中心地に建っています。
夜はこんな感じに。
快晴が続き、気温は連日30℃ちかかったので
ハイ・シーズン前でしたが、ビーチは人でいっぱいでした。
どこまでも広がる美しい地中海。
水は澄んでいて、こんなにキレイ♪
噂どおり、いや、それ以上に“素敵リゾート”のマルタにすっかりご満悦になった私たち。
はりきって、観光スポット巡りをスタートさせました♪
まずはヴァレッタの街並みと青い海を眺めながらハーバーサイドをお散歩。
クルーズ船の先に一際目立つのは
ドーム型のカーマライト教会と尖塔のある聖パウロ教会です。
こちらは目抜き通りのリパブリック通り。
オーベルジュ・ドゥ・カスティーユ
現在は首相官邸が置かれています。
聖ヨハネ大聖堂
マルタにある歴史的建造物の多くには複数の時計がついています。
あとは外から侵入する悪魔を混乱させるために間違った時間にしてあるんですって。
リパブリック通りをズンズン進んでいくと、グランドハーバーが見えてきます♪
ハーバー沿いに建つ 写真右の建物は、騎士団の病院として設立された騎士団施療院。
かつては「難攻不落」と呼ばれた“要塞都市”マルタの面影が残っていますね。
このグランド・ハーバーはヨーロッパ屈指の良港と称えられたとか。
マルタストーンと呼ばれる石灰岩の建物や城壁が町を囲んでいます。
誰だか分かりませんが・・・ 寝ている人の像がありました。
なんだか重厚な円柱の建物。
中にはSiege Bellと呼ばれる大きな鐘が吊るされています。
第二次世界大戦で犠牲になったマルタの兵士たちに贈られたものだそうです。
重さは12トンもあるんですって。
「12:00pmに鳴るよ。ウルサイからそばを歩いちゃダメよ!」のサイン。
こちらは、ローアー・バラッカ・ガーデン
初代の英国マルタ総督に捧げられたものだそうです。
美しい花々が咲き乱れるステキな公園。
さて最後に
マルタ島といえば・・・ この路線バス!
クラシカルで可愛らしいこの黄色いバスは
『となりのトトロ』の「猫バス」のモデルにもなりました。
が、実は今年の7月3日に惜しまれながらも引退してしまったそうです。
残念ながら乗車はしませんでしたが、街を走る実物を見られただけでもラッキーでした。
以上、『マルタ旅行記』 vol.1でした。
次回はヴァレッタ郊外の街やマルタのグルメなどを紹介していきます!