旅の思い出、詰め合わせ。


by mpoo1123ex
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カテゴリ:ポーランド( 3 )

『ポーランド旅行記』の後編は、ポーランド南部の都市 クラクフ編です。

ワルシャワからは国鉄の特急で移動。
席は1等の指定席。車内は満席でした。2等(自由席)だったら座れなかったかも・・・
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約2時間半の鉄道の旅。窓の外には、のどかな田園風景が広がっていました。


クラクフはポーランド王国の黄金時代(14~15世紀)に首都として栄えた都市。

第2次世界大戦時代はドイツ軍の司令部がおかれていました。
そのため、ワルシャワやほかの都市が壊滅的な打撃を受けたなか
クラクフは戦災を免れることができたといわれています。

町全体に中世の面影が残る歴史的な街並みは、ユネスコの世界遺産にも登録されています。


ここはクラクフの中心となる中央市場広場
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ポーランドの国民的詩人、アダム・ミツキエヴィッチの銅像も立っています。
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2本の塔がそびえ立つのは聖マリア教会
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塔の上からは1時間毎にラッパが吹き鳴らされます。
(実際に人が吹いています)

こちらは旧市庁舎の塔
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建物自体は1820年に取り壊されましたが、この塔だけは残されたそうです。

広場の中央に建つ織物会館
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14世紀に建てられた建物で、当時は衣服や布地の交易所でした。
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現在、1階の内部は土産物屋となっています。

通路の両側には民芸品などを売る小さな店がずらっと並び、ちょっとした商店街。
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通路から見る広場の風景。
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夕焼けがとっても綺麗だったので撮った一枚です。


さて、広場から旧市街へ移動。
今どきのショップやカフェやレストランが並んでいます。
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旧市街の北のゲート、フロリアンスカ門
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1300年ごろに建てられたものだそうです。

旧市街の中には、かつての城壁の名残があちこちに。
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円形の砦、バルバカン
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重厚な佇まいが過去の偉容を偲ばせます。

こちらは宿泊したホテルの近くにあったマテイキ広場
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夜9時ごろです。お気に入りの一枚。


旧市街の南の外れには、歴代ポーランド王の居住であるヴァヴェル城がそびえ立っています。
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こちらは城のそばを流れるヴィスワ川。 川の右側にヴァヴェル城が見えます。
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川を挟んだ対岸には、マンガ館があります。
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”日本美術マニア”だったポーランドの著名なコレクターが収集した
7000点に及ぶ美術コレクションが展示されています。
浮世絵から日本画、木彫、武具、漆器、着物などなど、貴重な展示物がたくさん並んでいました。


さて、私たちがポーランドを訪れた大事な目的は・・・
クラクフの西54kmのところに位置するアウシュヴィッツ強制収容所を見学することでした。
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“人類の負の遺産”と称され、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

百数十万人の命が奪われ、“殺人工場”とも呼ばれたアウシュヴィッツ。
収容所の入り口には、収容者たちが強制的に造らされた
「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」という皮肉な看板が掲げられています。

この跡地には、囚人たち(と呼ばれた人々)の生活した牢屋や監禁室、鞭打ち台、
ガス室や絞首台などがそのまま残されていて、当時の過酷な状況がうかがい知れます。

また、ナチスが収容者から没収したトランク、生活用品やおもちゃ、人形、めがねなど
ありとあらゆるものが展示されています。

身体障害者の義手や義足まで取り上げていたようで
収容者たちの悲惨な生活状況も垣間見ることができます。

とても衝撃的だったのは、収容者から刈り取った髪の毛、
そして その髪の毛で作られた縄製品でした。

施設内は写真撮影可能でしたが・・・
あまりの重苦しい雰囲気に、写真を撮る気分にはなれませんでした。
見ているだけで息苦しくなり、悲しい気持ちでいっぱいになりました。

でも、こうした辛い歴史を知ることは、現代を生きる私たちにとって重要なことだと思います。
見学後はかなり意気消沈しましたが、思い切って訪れてみてよかったです。


さて、〆はやっぱりグルメです。

クラクフにある老舗のポーランド料理レストランBalatonにて。

野菜スープとキャベツの煮込みを食べました。
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スープはハンガリー料理のグヤーシュのような濃いめの味でした。
キャベツはワルシャワで食べてヤミツキになった味。クリーミーなザワークラウトという感じです。

こちらはポーランド料理のプラツキ・ジェムニァツアーネ
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ポテトのパンケーキです。ソースは鶏肉や野菜をパプリカで煮込んだもの。
パンケーキといっても揚げ物という感じなので、かなりボリューミーでした。


以上、『ポーランド旅行記』でした。

戦争のつめ跡が随所に残るポーランド。

翻弄されたポーランド人たちの苦悩や悲しみや憤り
戦後の廃墟から町を復興させた彼らの強さ(タフさ)や愛国心

完ぺきに再現された街並みに感動し
情緒ある歴史的建造物に感嘆し

いろいろなことを感じ、考えさせられ、悲しい気持ちにもなりましたが
得るものも多くて、本当に感慨深い旅になりました。

行ってよかった、ポーランド! 食べ物も美味しかったし (^-^)
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by mpoo1123ex | 2011-07-13 08:45 | ポーランド
中欧に位置するポーランドは、ロシア、リトアニア、ベラルーシ、ウクライナ、
スロヴァキア、チェコ、ドイツの7ヵ国と隣り合っています。

北にはバルト海、南にはベスキティ山脈、
大平原と無数の川、湖、沼が連なる緑あふれる国。

それゆえ、諸外国からの侵略や国土分割を強いられるなど
複雑な歴史を歩んできました。

戦争が残したつめ跡と、市民たちの手で見事に甦った美しい街並み。

悲劇の歴史に触れ、いろいろと考えさせられたポーランドの旅でした。
(それゆえ、なかなか旅行記を書き始められなかった・・・ というのは言い訳ですかね、やっぱり)


ということで、重い腰を上げて、ようやく『ポーランド旅行記』のスタート!
今回は、首都 「ワルシャワ編」 です。


まずは、ワルシャワの歴史をちょこっとご紹介。

ワルシャワは、かつてナチスに占領・圧制されていました。
5年間ほど、それに耐え続けた市民たちでしたが、1914年ついに立ち上がります。
ナチス・ドイツ軍を相手に果敢に抵抗し、戦いを挑みました。

その激しさに驚いたドイツ軍は、ワルシャワ市内の建物を片端から焼き払い廃墟にしてしまいました。
ワルシャワは完全に破壊されてしまったのです。

第二次世界大戦後の復興期、ワルシャワ市民たちは町をできる限り元通りにしようと
記録を頼りに、「壁のひび一本まで忠実に」復元し、戦前の町並みを再現させました。

ワルシャワは、昔の佇まいを残しつつ、比較的新しくて綺麗な建物が立ち並ぶ、
独特な雰囲気を醸し出している街なのです。


さて、ウンチクはこれぐらいにして、ワルシャワの街並みをご紹介♪

こちらは、街のどこからでも見上げられる234mの塔を持つ文化科学宮殿
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ワルシャワ中欧駅の東側に立つ37階建ての高層ビルで
各種研究所やテレビ局、コンサートホール、映画館、劇場などが入っています。
あのスターリンからの贈り物で、1952年から4年かけて建てられました。

ここはカフェやレストランが軒を連ねる新世界通り(Nowy Swiat)。
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ポーランド科学アカデミーの建物、スタシッツ宮殿コペルニクスの像
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コペルニクスはワルシャワ出身のポーランド人。
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「地動説」を唱えた天文学者です。

聖十字架教会
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ショパンにゆかりの深い教会で、石柱の下にはショパンの心臓が埋められているそうです。

ヴィジトキ教会
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第二次世界大戦の時に奇跡的に破壊されなかった教会。
ショパンは学生時代、この教会の日曜ミサでオルガンを弾いていたそうです。

ラジヴィウ宮殿
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元は貴族の館でしたが、のちに劇場として解放され、オペラなどが上演されました。
ショパンは、ここで始めてピアノ演奏会を開いたそうです。
現在は大統領官邸になっているそうです。

王宮広場
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この辺りの旧市街は「ワルシャワ歴史地区」として世界遺産に登録されています。

一際高い石柱の上で十字架を手にして立っているのは
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ジグムント3世の石像。
1596年に首都をクラクフからワルシャワへ移した人です。

こちらは旧王宮
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現在は博物館になっています。

これは15~16世紀に造られた砦、バルバカン
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火薬庫や牢屋として使われていました。

たくさんの観光客で賑わっているのは旧市街市場広場
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露店の画商や民芸品屋、八百屋、
オシャレなカフェなどが立ち並んでいます。

広場の中央には、剣を振り上げた人魚像
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ワルシャワ市の紋章は人魚をデザインしたもので
昔から語り継がれている伝説が基になっているそうです。


主要観光スポット巡りを終え、旧市街をブラブラ・・・

ある陶器屋さんで、暑さでダレている看板犬(?)を発見!
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お店の人が私たちを見て、「この子は日本の犬よ。土佐犬なの!」と教えてくれました。
風格なしだけど・・・ 穏やかで優しいワンコでした。可愛かった。

ポーランドといえば、オランダ駐在妻に大人気の「ポーリッシュ食器」!
でも、街なかではあまり見かけませんでした。地元では、実はそんなに人気がないのかな?
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これは民芸品屋でやっと見つけたポーリッシュ。
初めて見た絵柄。可愛いし、使えそうなサイズだったので買ってみました。


さてさて、最後は旅のお楽しみ♪の「ご当地グルメ」紹介。

旧市街にあるレストランでディナー
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まずはポーリッシュビールで乾杯♪
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オランダの軽いビールを飲み慣れているせいか
コクがあって深い味に感じました。


私たちが食べたポーランド料理は・・・

ビゴス
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生キャベツやザウアークラウト、ソーセージなどを長時間煮込む代表的な家庭料理。
普通はパンの器に盛られないようですが
味が濃かったので、パンが汁を吸ってくれて丁度よかった。

コトレット・スハボヴィ
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ポーランド版トンカツ。肉の間に野菜が挟まってます。
写真ではボケていますが、奥にあるキャベツの煮込みがとっても美味しかった!
脇役が主役を食っちゃった 感じで大ヒット!でした。

ピエロギ
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ポーランド版餃子。上にのっているのはフライドオニオンです。
中国からロシアを経て伝わりアレンジされたもの、と言われています。
皮が厚くて、かなりボリューミーでした。


食のことになると、ついつい説明が長くなっちゃいますね。


ということで、前編はここまで。
後編は、旧都クラクフを紹介していきます。
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by mpoo1123ex | 2011-07-08 17:20 | ポーランド

ポーランドへ

中欧のポーランドを旅してきました。

まずは首都ワルシャワへ。
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旧都クラクフにも。
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複雑な歴史を歩んできたポーランドの街並みは
とても情緒があって素敵でした。
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ポーリッシュ・ビール&郷土料理も堪能しましたよ♪
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こちらも当ブログで詳しく書いていきます。
旅行記… いっぱい溜めちゃってます。が!頑張って書きます。

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by mpoo1123ex | 2011-06-07 20:45 | ポーランド