マティスとピカソ
2010年 05月 05日
『マティスからマレーヴィチまで(Mattise tot Malevich)』と題した
現代絵画の展覧会が3月6日〜9月17日まで開催されています。
さらに、4月1日〜5月9日までの6週間は
マティスの代表作『ダンス』が特別展示されています。
アンリ・マティス(Henri Matisse)は20世紀を代表するフランスの画家で
“現代美術の巨匠”と呼ばれる1人です。
彼の“生涯のライバル”と云われたのが、あのパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)。
マティスとピカソは美術史の中では相反する者同士として見られますが
互いを尊敬し合い、刺激し合い、認め合っていた友人同士でもあったそうです。
今回の展覧会では、この2人を中心に
20世紀初頭に活躍した画家たちの作品75点が展示されています。
昨年の旅行でニースのマティス美術館へ行った時には
彼の作品を見て「ポップアートみたい」と思ったのですが…
今回の展覧会では初期の作品が中心だったからか
作風が写実的で色彩も豊かで また違った印象を受けました。
ピカソも、私は抽象的な作品しか知らなかったのですが
今回、『少年と犬』のような写実的な作品を見て、意外で新鮮に感じました。
私にとって、いろいろと発見の多い展覧会でした。
あのマティスとピカソが お友達だったとはねぇ(←知り合いかよ)
とても良かったので、期間中にもう一度ぐらい行きたいなぁと思ってます。
MuseumKaartがあれば入場料無料だし♪