旅の思い出、詰め合わせ。


by mpoo1123ex
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Voyage a Bordeaux シャトー巡り

オランダ駐在同期のお友達2人とフランス南西部のボルドーを旅してきました。

ボルドーといえば、世界最大規模のワイン産地。
ぶどう畑の栽培面積は約12万ヘクタールにもおよぶとか。

メキシコ湾流がもたらす温暖な海洋性気候に加えて、海からの強風をさえぎる森があり、
ジロンド川、ドルドーニュ川、ガロンヌ川の3つの大河をはじめとする水源にも恵まれ、
ワイン造りにふさわしい自然条件がすべてそろっているそうです。


今回はワイン通の2人にくっついて、シャトー巡りも体験してきました。

ということで、ボルドー旅行記の初回は
私たちが巡ったジロンド川左岸に位置する4つのシャトーを紹介していきます。


Chateau Prieure-Lichine(シャトー・プリューレ・リシーヌ)
マルゴー地区にある*格付け*第4級のシャトー。


*格付け*について
格付けとは、ワインの原料となるブドウの品種と原産地を基本に、各国のワイン法に基づいてワインの品質を分類したもの。

ボルドー・メドックには1855年パリの万国博覧会の時に、ボルドー商工会議所が地元の最良ワインに対して公式リストを作成するように依頼されて作られた格付けがあります。
当時の市場取り引き価格が基本となっていますが、この格付けは現在もなお有効。
現在61シャトーが5段階に格付けされています。


お金持ちのお屋敷のような、可愛らしいシャトーでした。
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ラベルも装飾品もオシャレ。
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何ヵ国語も話せるガイドさん(日本語は片言でした)が、シャトーを案内しながら
ワイン造りの工程を丁寧に説明してくれました。
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樽で熟成中のワインたち。

2010年のブドウで造られたワインです。
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ほかのシャトーでも見かけた置物。
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ワインの神、バッカスさん?!

ぶどう畑には綺麗なバラが咲いていました。
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バラはブドウより先に害虫がつくため
かつては害虫駆除のために植えられていたそうです。

栽培技術がハイテクになった現在では、昔からの伝統を守るためとか、
バラが咲いていると綺麗だから、とかいう理由で植えられているのかも…

と、お友達が教えてくれました。


見学の後は、お楽しみのテイスティング・タイム♪
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このシャトーからは白ワインも含めた4種類が販売されています。

試飲したのは、2007年のChateau Prieure-Lichineと2005年のLe Clocher du Prieure。
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初体験のテイスティング。
ワインの味はよくわかならいけど… どちらもおいしかったです。

ショップも充実していて(ワイングッズやボルドー土産などの品数が豊富)
ガイドさんも親切・丁寧で、好印象のシャトーでした。


Chateau du Moulin Rouge(シャトー・デュ・ムーラン・ルージュ)
キュサック・フォール・メドックにある*クリュ・ブルジョワ*級のシャトー。


*クリュ・ブルジョワ級*とは
1932年に「1855年メドック格付け」に入らなかったシャトーの中から良質のシャトーに与えられた格付け。現在247シャトーが認定されています。
クリュ・ブルジョワ級の中でも3つの等級に分けられていますが、EUの現在の法律で等級名はラベルには明示されていません。


お友達がココのワインを気に入って、行ってみることになりました。
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ご自慢のブドウ畑。所有の畑は6つの区画に分割されているそうです。
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ここでも見事なバラが咲き誇っていました。
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オーナーの奥様が直々に醸造所内を案内してくれました。
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シャトー名のムーランルージュは「赤い風車」のこと。
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ここにもいた! ワインの神、バッカス様。
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Chateau du Moulin-Rouge、L'Ecuyer du Moulin-Rougeのほか、
La Aventurine(ロゼワイン)も試飲させていただきました。
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個人的にロゼワインが大好きなので嬉しかった♪

奥様の話を聞いていて偶然わかったことなのですが、実は このChateau du Moulin-Rouge、
ダンナくんが以前勤めていた会社で取り扱っていた(輸入・販売)ワインでした。
なんだか親近感をもっちゃいました。


Chateau Gruaud Larose(シャトー・グリュオー・ラローズ)
サン・ジュリアン地区の格付け第2級シャトー。
ラベルに “Le Vin de Rois, Le Roi de Vin(王のワイン、ワインの王)”と書かれているほど
格式のあるボルドー・シャトーです。

ツアーでは、広大な敷地の中央に建つ塔に登らせてもらいました。
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一面に広がるブドウ畑。
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この鐘はかつて、畑で働く従業員たちに“時(食事や休憩など)”を知らせていたものだそうです。
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清潔に保たれた醸造所内。
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すべての部屋はコンピューターによって適温にキープされています。
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ワインを熟成させるための地下室。
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ワイン造りに使われるブドウの品種です。
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カベルネ・ソーヴィニヨン / プチ・ヴェルドー
メルロ / カベルネ・フラン

2001年のChateau Gruaud Laroseと
2002年のSarget de Gruaud-Laroseを試飲させていただきました。
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↑これはダブル・マグナム(3000ml)のChateau Gruaud Laroseです。

広大な土地、綺麗に整備された庭、ハイテク技術を使った醸造法、すべてが圧巻!
ガイドのブラジル人のお姉さんがとっても美人で可愛らしくて素敵な方でした。


Chateau Palmer(シャトー・パルメ)
メドック地区にある格付け第3級のシャトー。

シャトーの上にはためくオランダ、フランス、イギリスの三つの国旗は
現在の持ち主の国籍を表しているそうです。
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ブドウの品種ごとに区画された畑。
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醸造所内のステンレスの発酵槽。ピカピカに磨かれていました。
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貯蔵庫内の樽にもパルメのエンブレムが。
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この日は、瓶詰作業のため樽が運び出されていました。
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試飲したのはChateau PalmerとAlter Ego。
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見学ツアーでは、大まかに醸造工程を説明してもらっただけでしたが
畑でブドウ(まだ成長中で実がついたばかり)を見ることができたので満足でした。

それに何と言っても
市場では高額で売られているパルメのワインを試飲できたのが嬉しかったです♪


以上、シャトー巡りのレポートでした。

4つとも、それぞれに魅力的なシャトーで十分に楽しませていただきました。
ただ… 私がもう少しワインの味がわかる舌を持っていたら
もっと満喫できたのにぃ~と思いました。

それにしても、ワインて本当に奥が深いですねぇ~
シャトーを巡ってみて、つくづく感じました。

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by mpoo1123ex | 2011-06-20 22:00 | フランス