仏西バスク旅行記 vol.1 ~リヨン&リモージュ
2012年 03月 27日
仏西バスク旅行の関連記事はコチラで↓
『アンドラという国』
『仏西バスク旅行記 vol.2 ~フランス・バスク』
『仏西バスク旅行記 vol.3 ~スペイン・バスク』
『仏西バスク旅行記 vol.4 ~サン・セバスチャン』
なかなか書けずにいた『仏西バスク旅行記』、やっとスタートです!!
今年の旅行シーズンが始まる前に書いておかなくちゃね。
バスクを旅行したのは昨年(2011年)の夏。
お休みが2週間あったので前半はギリシャ旅行へ、
後半はバスク地方へ・・・ という2本立てを決行!
バスク地方とは、フランスとスペインにまたがる大西洋岸沿いのエリア。
風光明美な地域であり、沿岸・内陸どちらの食材も豊富で
「食はバスクにあり」とも云われるほど、“食の都”として名高いところです。
バスクを旅した食通の友人たちも大絶賛!
口をそろえて「バスク最高!」と言うので、以前から気になっていました。
バスク名物のタパスやピンチョスは安くて絶品!
海岸沿いの都市が多く、景色も素晴らしい!
これは行くっきゃない! ということで
ギリシャから帰国した2日後に、バスクへ向けて出発♪
今回の旅は・・・ のんびり優雅なギリシャ旅行から一転!
我が家お得意の弾丸ドライブ・ツアー!
8日間で約4,000kmを走るという、けっこうハードな旅になりました。
もちろん一気にバスクまで行き来できるはずもなく、
行きはリヨンとアンドラで一泊ずつ
帰りはリモージュで一泊しました。
ということで今回は、『仏西バスク旅行記』の序章的な感じになりますが
途中で立ち寄ったフランスのリヨンとリモージュをレポートします。
リヨン Lyon
ソーヌ川とローヌ川が合流するあたりにある都市。
観光スポットをサクサクっと紹介していきます。
これはソーヌ川にかかる橋。
向こう岸が“歴史地区”として世界遺産にも登録されている旧市街です。
市庁舎です。
こっちはオペラ座です。
フルヴィエールの丘にそびえ建つのはフルヴィエール大聖堂
正式名称はノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ大聖堂だそうです。
フルヴィエールの丘からの眺め
ちょっと曇っていたのが残念でしたが・・・
リヨンは中世から「絹の町」として栄えた商業都市。
世界のグルメをうならせる美食レストランが点在することでも有名です。
夕食時(20時ごろ)は、どのお店も大賑わい。
なんとなく立ち寄ったビストロにて。
さすがは “美食の都” リヨン! という感じでした。
ちなみに、ウチからリヨンまでは約920kmの道のり。
リヨンの後はアンドラへ。そこは約680km。
アンドラからバスク地方へは約500kmでした。
リモージュ Limoge
名陶器“リモージュ焼き”で有名な都市。
画家ルノワールの出身地でもあります。
夕方に着いて、翌朝に出発、、、 という慌ただしい滞在でした。
あまり市内観光はできませんでしたが、こちらもサラッと紹介します。
ホテルの目の前にあったリモージュ・ベネディクタン駅
ヴィエンヌ川沿いに広がるシテ地区をそぞろ歩き。
サンテティエンヌ大聖堂
町の中心に建つサン・ピエール教会
夕食は、めぼしいお店が見つけられなかったので
ホテルに併設されたレストランにて。
期待してなかったのが良かったのかな? (←失礼)
滞在時間が短かったからしかたないけど・・・
あまり記憶に残らない町でした。 (「また行きたい!」ともあまり思えない)
ちなみに、バスク地方からリモージュまでは約550km
リモージュからウチまでは約900kmでした。
さてさて、いよいよ本題のバスクをご紹介♪
と、その前にバスク地方での滞在ホテルをご紹介。
フランス・バスクにもスペイン・バスクにも行きたかったので、
国境近くのスペインの都市 Usurbilにあるホテルに泊まりました。
サンセバスチャンから15kmほどの所です。
邸宅をホテルに改造したような3階建ての建物。
支配人がフレンドリーで陽気なアネゴで、すごく良い人でした。
夜遅く到着したので、外のレストランへ行く時間も気力もなく・・・
アネゴに相談したら、「ウチで食べなさいよ!」と屋根裏部屋へ招待してくれました。
出してくれたのは家庭料理いろいろ。
アネゴの温かさと相まって、忘れられない味になりました。
ということで、次回から『仏西バスク』をたっぷりと紹介していきます。
まずはフランス・バスクから。 お楽しみに♪