旅の思い出、詰め合わせ。


by mpoo1123ex
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お気に入り世界遺産 シュローダー邸


ヨーロッパの国々にある数々の世界遺産。
息をのむほど素晴らしいものもあれば
失礼ながら… 「どうしてこれが?」と思うものもあったり。

オランダに駐在し始めた頃は、世界遺産を見るとトキメいていましたが
いくつも見ているうちに、ちょっとやそっとじゃトキメかなくなってしまい
せっかく見に行っても、あまり記憶に残らなかった、、、ということもしばしば。


と、贅沢で罰当たりなことをほざいている芸術音痴な私の
お気に入りの世界遺産はズバリ!
リートフェルト・シュローダー邸です。
※「シュレーダー」と表記されることもあります。
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ユトレヒト郊外の住宅街に立つ一戸建てのお家。

このシュローダー邸は1924年にオランダ人建築家ヘリット・リートフェルトが
未亡人トゥールス・シュローダー=シュラーダーと子供たちのために設計した邸宅。
シュローダー夫人は1985年に亡くなるまで、ここで暮らしていたそうです。


2000年にユネスコの世界遺産に登録されました。
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その理由は、人間の創造力が生み出した傑作であること、
西洋建築の歴史上の重要かつユニークな象徴であること、だそうです。


独創的な工夫が随所に散りばめられたシュローダー邸。
日本の「忍者屋敷」や「からくり屋敷」のように
あちこちに様々な仕掛けが施されていて、遊び心満載♪

斬新なアイディアで空間を操り、どんなスペースも有効活用。
すべてが機能的で無駄がない。
今 見ても、十分にモダンでオシャレな建物です。

また、建物内部の色使いも特徴的。 赤・青・黄・白・黒・グレーが
それぞれの色の持つ力や効用で合理的に使い分けられています。


邸宅内は撮影禁止のため写真はありませんが
チケットオフィスに模型があったので撮ってみました。
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実物は80坪ほどの敷地に建つ二階建てです。

私が特に気に入ったのは2階のオープンスペース。
可動型かつ収納可能な間仕切りで
リビングと子供部屋を仕切ったり、フルオープンにしたり、
自由自在なパーテーションが画期的!でした。

また、大きな窓や天窓から光をたくさん取り込めるのも魅力的♪
ただ残念なことに・・・ 家の前に大きな高速道路が作られてしまったため
見晴らしがあまりよくなくなってしまいましたが。


邸宅内に置かれた家具も興味深いものばかりでした。
元々は家具職人だったリートフェルトの作品たちです。

直線、原色、白と黒、というエレメントによる構図が特徴の
デ・ステイル派(新造形主義)に傾倒したリートフェルト。
原色と線と面にこだわった構成の「赤と青の椅子」や
「ジグザグ・チェア」などを発表しました。
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 ※どちらも模型です。実物は邸宅内で見られます。


これらの家具の造形原理を発展させ設計されたのがシュローダー邸であり
現代建築に多大な影響をもたらした、と称賛されています。
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私も、こんな家に住んでみたいなぁ~


好き嫌いはあるかもしれませんが…
私はかなり気に入りました。 私の『好きな世界遺産ベスト3』に入ります。

ってことで、オススメです♪


見学は予約制です。 詳しくは公式サイト(英語)で。
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by mpoo1123ex | 2012-11-26 15:20 | オランダ